むくみの原因には、お酒と言うより塩分の多いおつまみ等の影響が考えられます。
塩分の多いものを食べると…
体が水分を要求する。 (塩辛いものを食べると喉が乾きませんか?) ↓ 水分が腸から血管内に吸収され、腎臓内の血流量が増加する。 ↓ 腎臓で濾過しきれなくなる。 ↓ 濾過されるはずの余分な塩分や水分が体内を流れ続ける。その為、オシッコの量も減少。 ↓ 行き場を失った塩分・水分が、毛細血管の先で血管と細胞の間の、間質という部分にしみ出す。 ↓ むくみの正体!
そうです。ビールはもちろん水分が多くて利尿作用もありますので、尿が多くなります。
従ってトイレに行きたくなりますが、排尿で体内の水分が強制的に排出され、体内のミネ
ラルバランスがくずれます。
これによって体内(体の細胞)は水分不足状態になり、再度水分を要求するため喉が乾き、
ミネラルバランスがくずれた状態で水分を摂取するとむくみやすくなります。
これだけでただちに腎臓の機能低下と関係があるとは言えません。
立ち仕事などで夕方に足がむくむのは、血液が下に停滞してしまい、血液循環が悪くなるからです。
足のふくらはぎ、足首、足先を軽くストレッチなどでほぐしてやることでかなり改善出来ます。
確かに、カリウムには余分な塩分を尿として排泄しやすくする働きがあります。
(ナトリウムの排出にはカリウムが必要です)
ただし、腎臓病と診断された方の中にはカリウム摂取に注意が必要な方もあります。
腎臓内で余分なカリウムを排泄できないと、そのカリウムが心臓の働きを妨げることがあります。
その場合、不整脈を引き起こしたり、場合によっては心停止の危険性すらあるのです。
また、心臓病の方も同様に注意が必要です。
利尿剤を飲まれる時は、このような点を良くおわかりになった上で適切に利用してください。
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