「現代版夏バテ」は、夏の厳しい暑さが原因となって現れる体調不良の諸症状で、
たとえば…
「体がだるい・疲れやすい・食欲がない・不眠・やる気が出ない・熱っぽい・
立ちくらみ・下痢・便秘など」
だけではありません。空調設備が行き届いた現代生活では、私たちの体は夏の「暑さ」だけでなく、
冷房による「冷え」とその大きな温度差のなかで生活することによる体調不良の症状も出てきます。
たとえば…
「血行不良による肩こり・腰痛・関節痛・しびれなど、自律神経の乱れによる息切れ
・動悸・立ちくらみ・めまい・食欲不振・下痢・便秘・発汗の乱れ・微熱」
など、症状は複雑です。
体温調節をスムーズにするために、
・・・汗をかいたらこまめに拭き取る・着替える・シャワーで洗い流す・・・など。
発汗によって体内の水分だけでなく塩分・ミネラル分も失われます。
ミネラル(ナトリウム・カリウム・カルシウム・鉄・マグネシウムなど)は 体の機能調節維持に欠かせない大切な栄養素です。水分だけでなくミネラルの 補給もこまめにしましょう。
ミネラルの補給にはスポーツドリンク類や酸っぱい梅干し・梅肉エキスもいいでしょう。 但しスポーツドリンクやジュース類は糖分もしっかり入っています。 そのことも計算に入れて摂取しましょう。
冷房は、外との温度差を5度以内に設定するのが理想です。
但し男性と女性では快適と感じる温度が違います。
特に女性は、直接冷たい風が肩・腕にあたらないように、足元に溜まりがちな冷気で
体が冷えないよう膝掛け・靴下などで対応しましょう。
冷たい飲み物を一気に飲むと胃など消化器系を冷やし消化吸収も悪くなります。
冷蔵庫内でよく冷えた飲み物は庫内から出してしばらくおいてから飲む・少しづつ (一口づつ)飲むなど気をつけましょう。
また食事は のどごしのよい物ばかりでなく栄養バランスをよく考えてとるようにしましょう。 特に緑黄色野菜(ビタミンA)、魚・豆海藻類(ビタミンB1)は心がけて取りましょう。
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